SkillStack
キャリア

ITエンジニアの平均年収動向|職種別・資格別の最新データ【2026】

(更新: 2026年7月7日6分で読めます
ITエンジニアの平均年収動向|職種別・資格別の最新データ【2026】

同じ「ITエンジニア」という肩書きでも、職種と持っているスキル次第で年収には数百万円の差がつきます。ITエンジニアの平均年収を「どの職種が高いのか」「どの資格が効くのか」という2つの軸で押さえているかどうかで、学習という投資の効率は大きく変わります。

近年はクラウド・AI・データといった先端領域の年収が他職種を上回るペースで上昇しており、保有資格による差も各種データに表れています。なお年収データは調査によって幅があるため、本文の数値はいずれも目安としてご覧ください。

読み終えるころには、職種別・資格別の相場データをもとに、自分の年収を上げるには何をどの順番で学ぶべきかを、根拠を持って判断できるようになります。

ITエンジニアの平均年収動向|全体の傾向

ITエンジニア全体の平均年収は、調査によって幅がありますが、おおむね一般的な給与水準を上回る傾向にあります。注目すべきは、近年の年収上昇がスキルや職種によって偏っている点です。

特に、クラウド・AI・データといった先端領域のスキルを持つエンジニアの年収は、他職種を上回るペースで上昇しています。たとえばクラウドスキルを持つインフラエンジニアは、同じ経験年数のオンプレミス中心のエンジニアより100〜200万円高い傾向があるとされます。つまり、ITエンジニアという括りの中でも、需要の高いスキルを持つかどうかで年収差が広がっているのが現在の動向です。IT人材不足の背景は2030年にIT人材79万人不足|需要動向もあわせて確認すると、年収上昇の構造が理解しやすくなります。

ここで多くの人がつまずくのが、「年収を上げたいが、何を学べば評価されるのか分からない」という点です。やみくもにスキルを増やしても、需要とずれていれば年収には反映されにくいものです。職種別・資格別のデータを踏まえ、需要の高い領域を見極めて学習計画を立てることが、収入アップへの近道になります。

職種別の平均年収【最新データ】

職種別に見ると、上流工程と先端領域が年収の上位を占めます。以下は各種調査をもとにした目安です(調査によって数値には幅があります)。

ITエンジニアの職種別平均年収を比較した横棒グラフ
職種平均年収の目安
ITコンサルタント約685万円
クラウドエンジニア約660万円
インフラエンジニア約530〜660万円
開発エンジニア約550万円
フロントエンドエンジニア約523万円
システムエンジニア約509万円

上流工程を担うITコンサルタントや、需要の高いクラウドエンジニアが上位に位置します。さらにAI・データ関連の職種は近年の需要急増で年収水準の上昇が著しく、上場大手や外資系のAI研究者では2,000万円を超えるケースもあります。クラウドエンジニアの求人動向はクラウドエンジニアの求人動向で詳しく解説しています。

資格別に見る年収|年収アップに直結する資格

年収は職種だけでなく、保有資格によっても差が出ます。各種調査では、次のような資格が年収アップに結びつきやすいとされています。

年収アップに直結しやすいIT資格を示した図
  • 応用情報技術者:基礎力の証明として評価されやすい国家資格。
  • AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA):実務経験と組み合わせると、転職時の年収アップ材料になりやすい。
  • AWS認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP):市場価値が特に高く、年収800万円超を狙える強力な武器。
  • シスコ技術者認定(CCNA など):保有者の平均年収が高い資格の一つとして挙げられる。

なお、基本情報技術者のように資格単体での年収順位は高くなくても、国民全体の平均給与と比べると高い水準にある資格もあります。重要なのは、資格を実務経験と掛け合わせて市場価値を高めることです。資格手当の相場や狙い目は資格手当が付くIT資格、目的別のおすすめは2026年に取るべきIT資格ランキングで詳しく解説しています。

年収を上げるための3つのポイント

これらのデータを踏まえ、ITエンジニアが年収を上げるための現実的なポイントを整理します。

  • 需要の高い領域のスキルを学ぶ:クラウド・AI・データなど、年収が伸びている分野のスキルを優先する。
  • 資格でスキルを可視化する:AWS SAAや応用情報など、市場価値の高い資格で実力を客観的に示す。
  • 実務経験と掛け合わせる:資格は実務経験とセットで効果が高まる。学んだ知識を現場で活かす。

状況別・最初に狙う資格の分岐表

同じ資格でも、効き方は今いる場所によって変わります。本文で挙げた資格を、読者の状況別に「どれから狙うか」の目安として整理しました。

あなたの状況相性のよい資格ねらい
経験2〜3年で年収の伸びが鈍い 応用情報技術者 国家資格で基礎力の証明を底上げし、社内評価・転職の土台にする
インフラ・ネットワーク寄りの業務 シスコ技術者認定(CCNAなど) 現場で使うスキルをそのまま客観的な証明に変える
クラウド領域へ軸足を移したい AWS SAA 転職市場で評価されやすく、年収アップの実例も多い定番
すでにSAA相当の実力がある AWS SAP 上位認定で市場価値をもう一段引き上げる

迷ったら、「今の業務の延長で証明できる資格」と「移りたい領域の資格」のどちらを先に取るかで考えると判断しやすくなります。前者は即効性、後者はキャリアの方向転換に効きます。

よくある質問

ITエンジニアで一番年収が高い職種は何ですか?

調査によって異なりますが、上流を担うITコンサルタントや、需要の高いクラウドエンジニアが上位に来る傾向があります。さらにAI・データ研究の分野では、大手や外資系で2,000万円を超える例もあります。需要の高い先端領域ほど年収が伸びやすいのが特徴です。

資格を取ると本当に年収は上がりますか?

資格単体で必ず上がるわけではありませんが、AWS SAAのように転職時の年収アップに結びつきやすい資格は存在します。資格は実務経験と組み合わせることで市場価値が高まり、応募できる求人の幅も広がります。年収アップを狙うなら、需要の高い資格を選ぶことが重要です。

未経験からでも高年収のITエンジニアになれますか?

可能ですが、最初から高年収というケースは多くありません。まずは基礎を固め、需要の高いスキルや資格を身につけて経験を積むことで、段階的に年収を上げていくのが現実的です。クラウドやAIなど伸びている領域を選ぶと、年収アップのスピードが速まりやすくなります。

まとめ

ITエンジニアの平均年収は「職種」と「資格」の掛け合わせで差が開いており、クラウド・AI・データといった需要の高い領域ほど伸びやすい——これが最新データから読み取れる動向です。裏を返せば、今の年収は固定ではなく、学ぶ領域の選び方しだいで変えられる余地があるということでもあります。まずは職種別・資格別の相場から、自分が狙う領域と資格を一つ決めてみてください。学ぶ対象が決まったら、無料で始められるSkillStackで演習を試し、費用をかける前に学習の習慣づくりから入るのも一つの手です。データを眺めて終わりにせず、次の給与交渉や転職の材料になる一歩を今日から積み始めましょう。

参考サイト

この記事をシェア

ポストLINEB!
SkillStackAI Powered

IT資格、最短ルートで合格へ。

AIがあなたの弱点を分析し、最適な復習問題を出題。各資格の問題集①が無料。いますぐ始められます。

  • AIが苦手分野を自動で分析・解説
  • ITパスポート〜AWS・GCP まで126資格・15,000問以上を収録
  • 各資格の問題集①を無料で体験
無料で始める
クレジットカード不要
登録30秒・即体験

AIで苦手を分析しながら学べる、IT資格学習アプリ

126資格・15,000問以上 ・ 問題集①を無料で体験 ・ クレジットカード不要

アプリを無料で試す