応用情報技術者試験 令和4年度 秋期 午前 問32
TCP/IP ネットワークで、データ転送用と制御用とに異なるウェルノウンポート番号が割り当てられているプロトコルはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ア
アのFTPが正解です。FTPはファイルを転送するプロトコルで、制御用とデータ転送用に別々のTCPコネクションを使用します。制御用にはウェルノウンポート21番が割り当てられ、ログイン情報やファイル操作の命令などをやり取りします。データ転送用には、アクティブモードにおいてウェルノウンポート20番が使用され、ファイル本体やディレクトリ一覧を転送します。このように、制御とデータを別の接続で扱う点がFTPの特徴です。なお、パッシブモードでは、データ転送用としてサーバが通知する別のポートを使用します。
イのPOP3は誤りです。POP3はメールサーバから電子メールを受信するためのプロトコルで、通常はTCPの110番を使用します。制御用とデータ転送用を別々のウェルノウンポートに分けません。
ウのSMTPは誤りです。SMTPは電子メールを送信・転送するためのプロトコルで、代表的なウェルノウンポートはTCPの25番です。命令とメール本文は同じ接続上で送られます。
エのSNMPは誤りです。SNMPはネットワーク機器の監視や管理に使うプロトコルです。通常の要求・応答にはUDPの161番、トラップ通知には162番を使いますが、これはFTPのようなデータ転送用と制御用という区分ではありません。
【ポイント】 FTPは、制御用21番とデータ転送用20番という組合せを覚えます。 POP3は110番、SMTPは25番、SNMPは161番と162番が代表的です。 ポート番号だけでなく、各プロトコルの用途と通信方式も対応付けて整理します。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問32
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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