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テクノロジ系37 / 80問

応用情報技術者試験 令和5年度 秋期 午前 問37

楕円曲線暗号の特徴はどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ア

楕円曲線暗号は、楕円曲線上の離散対数問題を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式です。同程度の安全性を得るために必要な鍵がRSA暗号より短く、鍵の保存容量、通信量及び計算負荷を抑えやすいという特徴があります。例えば、一般に256ビット程度の楕円曲線暗号は、3072ビット程度のRSA暗号と同水準の安全性をもつとされます。このため、アが正解です。

イの記述は誤りです。楕円曲線暗号は、暗号化鍵と復号鍵が異なる公開鍵暗号方式です。共通鍵暗号方式で高速な暗号化や復号を行う代表例には、AESがあります。実際の通信では、楕円曲線暗号などで共通鍵を安全に共有し、データ本体を共通鍵暗号で処理することがあります。

ウの記述は誤りです。現実的な計算量では解読が極めて困難であることを利用していますが、総当たりによる解読が数学的に不可能と証明されているわけではありません。鍵長が短すぎれば安全性は低下します。

エの記述は誤りです。データの秘匿に用いる場合、公開鍵で暗号化したデータは対応する秘密鍵で復号するため、復号鍵は秘密に管理する必要があります。秘密にする必要がないのは暗号化に用いる公開鍵です。

【ポイント】 公開鍵暗号は、秘匿、鍵共有、デジタル署名などに利用されます。楕円曲線暗号は短い鍵で高い安全性を得やすいため、処理能力や通信量に制約のある機器にも適しています。秘密鍵の漏えいは安全性を失わせるので、厳格な管理が必要です。

出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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