テクノロジ系21 / 80問
応用情報技術者試験 令和5年度 春期 午前 問21
NAND 素子を用いた次の組合せ回路の出力 Z を表す式はどれか。ここで、論理式中の"・"は論理積、"+"は論理和、"X̅"は X の否定を表す。

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【正解】イ
NAND素子は、二つの入力の論理積を求め、その結果を否定する素子です。上段のNAND素子では、二つの入力端子がともにXへ接続されています。したがって、その出力は¬(X・X)=¬Xです。同様に、下段の出力は¬(Y・Y)=¬Yです。最後のNAND素子には¬Xと¬Yが入力されるので、出力はZ=¬(¬X・¬Y)となります。ド・モルガンの法則¬(A・B)=¬A+¬Bを適用すると、Z=X+Yです。よって、論理和を表すイが正解です。
アのX・Yは誤りです。これはXとYがともに1のときだけ1になるAND、すなわち論理積です。 ウの¬(X・Y)は誤りです。これは通常のNANDの論理式であり、この回路では最初の二つのNANDによってXとYがそれぞれ反転されることを考慮していません。 エの¬(X+Y)は誤りです。これはXとYのいずれかが1なら0になるNOR、すなわち否定論理和です。
【ポイント】 NANDの二つの入力を同じ信号へ接続すると、NOT素子として働きます。 ド・モルガンの法則では、全体の否定を外すとANDとORが入れ替わり、各入力に否定が付きます。 NANDだけでNOT、AND、ORを構成できるため、NANDは万能論理素子と呼ばれます。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問21
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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