テクノロジ系18 / 25問
システム監査技術者試験 令和4年度 秋期 午前II 問18
公開鍵暗号方式を使った暗号通信をn人が相互に行う場合、全部で何個の異なる鍵が必要になるか。ここで、一組の公開鍵と秘密鍵は2個と数える。
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【正解】イ
公開鍵暗号方式では、各利用者が公開鍵と秘密鍵を一つずつ持ちます。公開鍵は他の利用者に配布してよい鍵であり、その利用者宛ての暗号化などに使われます。秘密鍵は本人だけが厳重に保管し、受信した暗号文の復号などに使います。n人それぞれが2個の鍵を持つので、必要な異なる鍵の総数は、公開鍵がn個、秘密鍵がn個となり、n+n=2n個です。したがって、イが正解です。
アのn+1個は誤りです。全員で一つの秘密鍵を共有するのではなく、各人に固有の秘密鍵が必要です。公開鍵も各人に一つずつあるため、n+1個にはなりません。
ウのn(n-1)/2個は誤りです。これは、共通鍵暗号方式で、利用者の組合せごとに異なる共通鍵を用意する場合の鍵数です。n人から2人を選ぶ組合せの数として計算します。
エのn²個は誤りです。送信者と受信者の組ごとに別の鍵を作る必要はありません。各利用者の公開鍵と秘密鍵の組は、複数の相手との通信に利用できます。
【ポイント】 公開鍵暗号方式の鍵数は、各人が2個ずつ持つので2n個です。 共通鍵暗号方式で全員が相互通信する場合は、組合せの計算によりn(n-1)/2個です。 「鍵ペアを1組」と数えず、設問の指定どおり2個と数える点にも注意します。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問18
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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