マネジメント系5 / 25問
システム監査技術者試験 令和4年度 秋期 午前II 問5
システム監査チームが監査結果の評価を行ったとき、一部の項目について、調査不足から監査人の意見が分かれた。この場合の監査チームの対応として、最も適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ア
監査人の意見は、十分かつ適切な監査証拠に基づいて形成しなければなりません。本問では、監査人の意見が分かれた原因が調査不足であると明示されているため、まず不足している証拠を補う必要があります。関係者への追加質問、記録の閲覧、データの再抽出、再実施などの追加の監査手続を行い、その結果を踏まえて監査チームとしての意見を統一するアが最も適切です。
イの、監査報告書を提出しないという対応は誤りです。意見の相違があるだけで監査報告を放棄するのではなく、必要な監査手続を追加し、合理的な結論を形成して報告する必要があります。
ウの、多数決で意見をまとめるという対応は誤りです。監査意見は人数の多さではなく、監査証拠の十分性と適切性に基づいて判断します。多数意見であっても、裏付けが不十分なら採用できません。
エの、分かれた意見をそのまま監査報告書に列挙するという対応は誤りです。監査報告書には、監査チーム内の議論を並べるのではなく、証拠に基づいて形成した明確な監査意見を記載します。
【ポイント】 監査意見の基礎は、十分かつ適切な監査証拠です。「十分性」は証拠の量、「適切性」は証拠の質や信頼性を表します。 証拠が不足して結論が一致しない場合は、追加の監査手続によって解消を図ります。
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問5
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の25問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる