テクノロジ系9 / 25問
データベーススペシャリスト試験 令和2年度 秋期 午前II 問9
関係代数における直積に関する記述として、適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】エ
直積は、二つの関係からそれぞれ一つずつタプル、すなわち行を取り出して作れる全ての組合せです。組合せを選ぶための条件はありません。例えば、関係Rに3行、関係Sに4行があれば、直積の行数は3×4=12行です。結果の各行には、原則としてRとSの全属性が含まれます。このため、エの「それぞれのタプルの全ての組合せ」が直積の説明です。
アの条件を満たすタプルを取り出す操作は誤りです。これは選択と呼ばれる演算であり、関係の行を属性値の条件によって絞り込みます。関係代数では一般にσで表します。
イの指定した属性だけを残す操作は誤りです。これは射影と呼ばれる演算であり、必要な列だけを取り出します。関係代数では一般にπで表します。選択が行の絞込みであるのに対し、射影は列の絞込みです。
ウの二つの属性間の条件を満たす組合せだけを取り出す操作は誤りです。これは結合の説明です。一般の比較条件によるものはθ結合、等しいことを条件とするものは等結合と呼ばれます。結合は、直積を作った後に結合条件で選択する演算と捉えられます。
【ポイント】 直積には組合せを制限する条件がなく、結合には条件があります。行を絞る選択、列を絞る射影、全組合せを作る直積という違いを整理して覚えると、関係代数の問題を判別しやすくなります。
出典:令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問9
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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