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テクノロジ系1 / 25問

データベーススペシャリスト試験 令和5年度 秋期 午前II 問1

CAP定理に関する記述として、適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】エ

CAP定理は、分散システムでは、整合性、可用性、分断耐性の三つを同時に保証できないという定理です。整合性は、どのノードから読み出しても最新の同じ値が得られる性質です。可用性は、全ての要求に対して応答できる性質です。分断耐性は、ノード間の通信が途切れてもシステムが動作を継続できる性質です。特にネットワーク分断が発生したとき、整合性を優先して一部の要求を拒否するか、可用性を優先して古い値を返す可能性を許すかという選択が必要になるので、エが正解です。

アの記述は誤りです。これはBASE特性における結果整合性の説明です。一時的な不整合を許容し、時間の経過後に整合した状態へ収束させます。

イの記述は誤りです。これはACID特性における一貫性を意識したトランザクション処理の説明であり、CAP定理そのものではありません。

ウの記述は誤りです。これは並行実行した結果を、何らかの直列実行と同じ結果にする直列化可能性の説明です。

【ポイント】 CAPのCはConsistency、AはAvailability、PはPartition Toleranceです。 実際の論点は、通信分断が起きたときにCとAのどちらを優先するかです。 結果整合性や直列化可能性との用語の違いを整理しておきます。

出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問1
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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