SkillStack
テクノロジ系22 / 25問

データベーススペシャリスト試験 令和7年度 秋期 午前II 問22

容量がaMバイトでアクセス時間がxナノ秒の命令キャッシュと、容量がbMバイトでアクセス時間がyナノ秒の主記憶をもつシステムにおいて、CPUからみた、主記憶と命令キャッシュとを合わせた平均アクセス時間を表す式はどれか。ここで、読み込みたい命令コードが命令キャッシュに存在しない確率をrとし、キャッシュ管理に関するオーバーヘッドは無視できるものとする。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】イ

命令キャッシュに命令コードが存在しない確率、すなわちミス率がrなので、キャッシュに存在する確率であるヒット率は1-rです。キャッシュに命令がある場合のアクセス時間はxナノ秒、ない場合に主記憶へアクセスするときの時間はyナノ秒です。したがって、確率を重みとして平均を求めると、平均アクセス時間は、(1-r)×x+r×yとなります。これは選択肢イの式です。例えばr=0.1なら、90%の確率でx、10%の確率でyとなり、0.9x+0.1yです。

アの式は誤りです。ヒット率とミス率に加えて、容量比a/(a+b)及びb/(a+b)を掛けています。しかし、命令がどちらにあるかの確率は既にrと1-rで与えられているので、容量による重み付けは不要です。

ウの式は誤りです。不要な容量比を用いているだけでなく、キャッシュのアクセス時間xにミス率rを対応させています。

エのr×x+(1-r)×yは誤りです。ミス率rをキャッシュの時間xに、ヒット率1-rを主記憶の時間yに掛けており、確率の対応が逆です。

【ポイント】 平均アクセス時間は、「各場合の発生確率×その場合の所要時間」の合計で求めます。 ミス率がrならヒット率は必ず1-rです。 容量a、bのように、計算に使わない条件が含まれる場合もあるので注意します。

出典:令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問22
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の25問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める