SkillStack
テクノロジ系19 / 25問

エンベデッドシステムスペシャリスト試験 令和3年度 秋期 午前II 問19

CPS(Cyber-Physical System)の考え方に基づいて、システムを開発している。このシステムの構成要素に故障が発生したときには、利用者に危害が及ばないような方法でシステムを停止する仕様としている。このように故障発生時に安全を保つことができるシステムの性質を何と呼ぶか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】イ

フェールセーフとは、機器やシステムに故障が発生しても、利用者や周囲に危険が及ばない安全側の状態へ移行させる考え方です。この問題では、構成要素の故障時にシステムを安全な方法で停止させるため、フェールセーフに該当します。例えば、鉄道信号の異常時に停止信号を表示することや、加熱装置の異常時に電源を遮断することが代表例です。

アのフールプルーフは誤りです。これは、利用者が誤った操作をしても事故や故障につながらないように設計する考え方です。誤った向きでは差し込めないコネクタなどが例であり、故障時の安全確保とは原因が異なります。

ウのフェールソフトは誤りです。これは、故障時に全機能を停止させるのではなく、障害部分を切り離すなどして、性能や機能を低下させながら運転を継続する考え方です。

エのフォールトアボイダンスは誤りです。これは、高品質な部品の採用、設計レビュー、十分な試験などによって、故障そのものの発生を避ける考え方です。発生した故障への対応を示すフェールセーフとは異なります。

【ポイント】 フェールセーフは「故障したら安全側へ」、フールプルーフは「誤操作しても危険にしない」と整理します。 運転継続を重視するフェールソフトや、冗長化で機能を維持するフォールトトレランスとの違いも頻出です。

出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問19
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の25問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める