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テクノロジ系3 / 25問

エンベデッドシステムスペシャリスト試験 令和5年度 秋期 午前II 問3

パイプラインの深さをD、パイプラインピッチをP秒とすると、I個の命令をパイプラインで実行するのに要する時間を表す式はどれか。ここで、パイプラインは1本だけとし、全ての命令は処理にDステージ分の時間が掛かり、各ステージは1ピッチで処理されるものとする。また、パイプラインハザードについては、考慮しなくてよい。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】イ

パイプラインでは、最初の命令が全Dステージを通過するまでにDピッチ必要です。したがって、最初の命令が完了するまでの時間はD×P秒です。その後は、パイプラインが詰まっているので、1ピッチごとに後続の命令が一つずつ完了します。残りの命令数はI-1個であるため、追加時間は(I-1)×P秒です。

D×P+(I-1)×P =(I+D-1)×P

よって、イが正解です。例えばI=1なら所要時間はD×Pとなり、一つの命令がDステージを通過する時間と一致します。

アの(I+D)×Pは誤りです。最初の命令にDピッチ、残りのI-1命令にI-1ピッチ掛かるので、合計はI+D-1ピッチです。アは1ピッチ分を余計に数えています。

ウの(I×D)+Pは誤りです。I×Dはピッチ数に相当する無次元の値であり、秒を表すPとそのまま加算できません。また、全命令を順次実行するような数え方で、処理の重なりを反映していません。

エの(I×D-1)+Pも誤りです。これもピッチ数と時間を加えており、単位が一致しません。さらに、パイプラインによる並行処理を正しく表していません。

【ポイント】 パイプラインの所要ピッチ数は「深さ+命令数-1」です。 最初の結果が出るまでDピッチ、その後は1ピッチごとに結果が出ます。 式を確認するときは、I=1を代入してD×Pになるか確かめると有効です。

出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問3
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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