テクノロジ系15 / 25問
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 令和6年度 秋期 午前II 問15
楕円曲線暗号に関する記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ウ
楕円曲線暗号は、楕円曲線上の離散対数問題を解くことが難しいという性質を安全性の根拠にした公開鍵暗号方式の総称です。秘密鍵から公開鍵を計算することは容易ですが、公開鍵から秘密鍵を求めることは現実的に困難です。TLSでは、楕円曲線を用いたECDHEによる鍵共有や、ECDSAによるデジタル署名などが利用されています。したがって、公開鍵暗号方式でありTLSにも利用されるとするウが適切です。
アのAESに代わる共通鍵暗号方式という記述は誤りです。AESは暗号化と復号に同じ鍵を使う共通鍵暗号方式ですが、楕円曲線暗号は公開鍵と秘密鍵の組を使う公開鍵暗号方式です。両者は役割が異なり、単純な代替関係ではありません。
イの共通鍵暗号方式であるという記述は誤りです。楕円曲線暗号は公開鍵暗号方式です。デジタル署名に利用されるという部分は正しいものの、方式の分類が誤っているので、選択肢全体として不適切です。
エの素因数分解問題の困難性を利用するという記述は誤りです。素因数分解の困難性を安全性の根拠とする代表的な方式はRSAです。楕円曲線暗号が利用するのは、楕円曲線上の離散対数問題の困難性です。
【ポイント】 ・楕円曲線暗号は、比較的短い鍵長でも高い安全性を実現できる点が特徴です。 ・試験では、RSAは素因数分解、楕円曲線暗号は楕円曲線離散対数問題、と対応付けて覚えます。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問15
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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