SkillStack
テクノロジ系3 / 25問

エンベデッドシステムスペシャリスト試験 令和6年度 秋期 午前II 問3

L1とL2の2段のキャッシュをもつプロセッサにおいて、あるプログラムを実行したとき、L1キャッシュのヒット率が0.95、L2キャッシュのヒット率が0.6であった。このキャッシュシステムのヒット率は幾らか。ここでL1キャッシュにあるデータは全てL2キャッシュにもあるものとする。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】エ

L1キャッシュでヒットする確率は0.95です。L1でミスする確率は、1-0.95=0.05となります。この0.05のアクセスだけが次のL2キャッシュへ進み、そのうち0.6がL2でヒットします。したがって、L1ではミスしたがL2でヒットする確率は、0.05×0.6=0.03です。キャッシュシステム全体のヒット率は、L1でのヒットとL2で救済されるヒットを加えて、0.95+0.03=0.98となります。よって、エが正解です。

アの0.57は誤りです。これは0.95×0.6と単純に掛けた値です。L2を調べるのはL1でミスした場合なので、二つのヒット率をそのまま掛けることはできません。

イの0.6は誤りです。これはL2キャッシュ単独のヒット率であり、先にL1でヒットするアクセスを含めていません。

ウの0.95は誤りです。これはL1キャッシュ単独のヒット率です。L1でミスしてもL2でヒットする0.03を加える必要があります。

【ポイント】 多段キャッシュでは、後段のヒット率を前段のミス率に掛けます。 2段全体のヒット率は、h1+(1-h1)×h2で求められます。 全段でミスする確率を使い、1-(1-h1)×(1-h2)としても計算できます。

出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問3
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の25問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める