SkillStack
テクノロジ系11 / 20問

基本情報技術者試験 令和8年度 科目A 公開問題 問11

あるシステムにおいて、"プログラムの記述方法が統一されていないので保守がしづらい"という問題が発生している。今後の新規開発プロジェクトにおけるこの問題の低減策として、最も適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】ア

コーディング規約は、プログラムの書式、変数や関数の命名方法、字下げ、コメントの記載方法などを定めたルールです。規約を見直して開発者に教育すれば、担当者ごとの書き方のばらつきが抑えられ、他人が作成したプログラムでも構造や意図を理解しやすくなります。その結果、修正箇所の調査や機能追加が容易になり、今後の新規開発における保守性の向上につながるので、アが正解です。

イのセキュアプログラミングは誤りです。これは、入力値の検証や適切な権限管理などによって、脆弱性を作り込まないための実装方法です。安全性の向上には有効ですが、記述方法の統一を直接図るものではありません。

ウの命令網羅度を上げることは誤りです。命令網羅は、プログラム中の各命令を少なくとも1回実行したかを示すテストの指標です。テストの十分性に関係しますが、プログラムの読みやすさや書き方の統一には直結しません。

エの全プログラマーを管理レビューに参加させることは誤りです。プロジェクト管理レビューは、進捗、コスト、品質、リスクなどの管理状況を確認する活動です。参加者を増やしても、記述方法を統一するルールがなければ保守性の問題は解消されません。

【ポイント】 保守性を高める代表的な施策には、コーディング規約、命名規則、コメント基準、コードレビューがあります。 問題の原因が「書き方の不統一」である場合は、開発標準の整備と教育を組み合わせることが重要です。

出典:令和8年度 基本情報技術者試験 科目A 公開問題 問11
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の20問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める