高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前I 問15
電子メールをスマートフォンで受信する際のメールサーバとスマートフォンとの間の通信をメール本文を含めて暗号化するプロトコルはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】イ
IMAPSは、メールサーバ上の電子メールを閲覧、管理するIMAPの通信を、TLSによって暗号化する方式です。認証情報だけでなく、メール本文や添付ファイルを含む通信全体を保護できます。IMAPはメールをサーバ上に保持して管理するため、スマートフォン、PCなど複数の端末で既読状態やフォルダを同期する用途にも適しています。したがって、スマートフォンがメールを受信するときの通信を暗号化するプロトコルは、イです。
アのAPOPは誤りです。これは、POP3の認証時にパスワードそのものを送らず、チャレンジレスポンス方式で認証する仕組みです。メール本文を含む通信全体は暗号化しません。
ウのPOP3は誤りです。これは、メールサーバからメールを取り出す受信用プロトコルですが、通常のPOP3自体には通信を暗号化する機能がありません。暗号化する方式はPOP3Sです。
エのSMTP Submissionは誤りです。これは、利用者の端末からメールサーバへ電子メールを送信するときに使う仕組みであり、メール受信用ではありません。
【ポイント】 受信用プロトコルにはPOP3とIMAP、送信用プロトコルにはSMTPを使用します。 末尾のSは、TLSで保護された方式を表すことが多く、IMAPSやPOP3Sが代表例です。 APOPはパスワードを保護しますが、本文まで暗号化する仕組みではありません。
出典:令和2年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問15
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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