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テクノロジ系4 / 30問

高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和5年度 秋期 午前I 問4

パイプラインの性能を向上させるための技法の一つで、分岐条件の結果が決定する前に、分岐先を予測して命令を実行するものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ウ

投機実行は、分岐命令の条件が確定するのを待たず、分岐予測によって選んだ経路の命令を先に実行する技法です。予測が正しければ、分岐結果を待つことによるパイプラインの停止を避けられ、処理性能が向上します。予測が外れた場合は、先に実行した結果を破棄し、正しい分岐先から実行し直します。設問の「分岐先を予測して命令を実行する」という特徴に該当するため、正解はウです。

アのアウトオブオーダー実行は誤りです。これは、プログラムに記述された命令順にこだわらず、必要なデータや演算器がそろった命令から先に実行する方式です。命令間の待ち時間を減らす技法ですが、分岐先の予測そのものを指しません。

イの遅延分岐は誤りです。これは、分岐命令の直後にある一つ以上の命令を、分岐の成否にかかわらず実行する方式です。その位置を遅延スロットと呼び、コンパイラなどが有効な命令を配置します。

エのレジスタリネーミングは誤りです。これは、論理レジスタを別々の物理レジスタへ割り当て、名前だけが同じことによる偽の依存関係を解消する技法です。

【ポイント】 分岐予測は「どちらへ進むかを予測する仕組み」、投機実行は「予測した経路を実際に先行実行する仕組み」です。 両者は組み合わせて用いられ、予測失敗時にはパイプラインのやり直しが発生します。

出典:令和5年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問4
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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