テクノロジ系7 / 30問
高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和5年度 春期 午前I 問7
NAND素子を用いた次の組合せ回路の出力Zを表す式はどれか。ここで、論理式中の"・"は論理積、"+"は論理和、"X̅"はXの否定を表す。

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【正解】イ
図の上段のNAND素子には、二つの入力端子の両方にXが入力されています。したがって、その出力は¬(X・X)=¬Xです。同様に、下段のNAND素子の出力は¬(Y・Y)=¬Yとなります。この二つが最後のNAND素子に入力されるので、出力Zは次のように計算できます。
Z=¬(¬X・¬Y)=X+Y
最後の変形には、積の否定を各項の否定の和に変えるド・モルガンの法則を用いています。よって、論理和X+Yを表すイが正解です。
アのX・Yは誤りです。これはXとYがともに1のときだけ1になるAND、すなわち論理積です。図の回路では、どちらか一方が1であればZは1になります。
ウの¬(X・Y)は誤りです。これはXとYを一つのNAND素子へそのまま入力した場合のNANDです。
エの¬(X+Y)は誤りです。これはXとYがともに0のときだけ1になるNOR、すなわち論理和の否定です。
【ポイント】 NAND素子の二つの入力を同じ値Aにすると、¬(A・A)=¬Aとなり、NOT素子として働きます。 ド・モルガンの法則である¬(A・B)=¬A+¬Bと、¬(A+B)=¬A・¬Bを確実に使い分けます。
出典:令和5年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問7
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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