高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和7年度 秋期 午前I 問7
組込みシステムのプログラムで、放された状態では 0 になり、押された状態では 1 になるスイッチの値を読み込んでいる。このプログラムによって、スイッチの値は周期的に適切なタイミングで読み込まれ、チャタリング処理などの適切な処理が行われるものとし、a が今回の値で、b が前回の値とする。このスイッチが放された状態から押された状態に変化したことを検出するための論理式はどれか。ここで、"・"は論理積、"+"は論理和、" ̄"は論理否定を表す。
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【正解】ア
スイッチが放された状態から押された状態へ変化したとき、前回の値bは0、今回の値aは1です。この変化だけを検出するには、「今回が1」と「前回が0」の両方が成立する必要があります。したがって、aとbの否定との論理積である「a・b̄」が適切です。a=1、b=0を代入すると、1・1=1となり、押された瞬間だけ検出できます。
イの「ā・b」は誤りです。これはa=0かつb=1、すなわち前回は押されていて、今回は放されている場合に1になります。押された状態から放された状態への変化を検出する論理式です。
ウの「a+b̄」は誤りです。目的の変化でも1になりますが、a=0、b=0の放されたままの状態や、a=1、b=1の押されたままの状態でも1になるので、変化した瞬間だけを識別できません。
エの「ā+b」は誤りです。a=1、b=0のときだけ0になり、それ以外の三つの組合せで1になります。ド・モルガンの法則により「a・b̄」全体の否定に相当します。
【ポイント】 0から1への変化は立上りエッジ、1から0への変化は立下りエッジと呼びます。 立上り検出は「今回値・前回値の否定」と覚えます。 実際のスイッチでは接点が短時間振動するため、チャタリング除去も必要です。
出典:令和7年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問7
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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