テクノロジ系18 / 25問
ネットワークスペシャリスト試験 令和6年度 春期 午前II 問18
暗号化装置における暗号化処理時の消費電力を測定するなどして、当該装置内部の秘密情報を推定する攻撃はどれか。
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【正解】イ
サイドチャネル攻撃は、暗号アルゴリズムを数学的に解読するのではなく、暗号化装置が処理するときに外部へ現れる物理的な情報を観測し、秘密鍵などを推定する攻撃です。暗号処理の途中で扱う値によって消費電力がわずかに変化する場合、その波形を多数回測定して統計的に分析すると、装置内部の秘密情報との相関を見付けられることがあります。消費電力のほか、処理時間、電磁波、音、発熱などもサイドチャネルとして利用されます。したがって、暗号化処理時の消費電力を測る攻撃はサイドチャネル攻撃に該当します。
アのキーロガーは誤りです。これは、キーボードから入力された文字を記録し、利用者ID、パスワード、クレジットカード番号などを盗むソフトウェア又は装置です。
ウのスミッシングは誤りです。これは、SMSに偽サイトへのURLなどを記載し、受信者を誘導して認証情報や個人情報を詐取するフィッシングの一種です。
エの中間者攻撃は誤りです。これは、通信する二者の間に攻撃者が入り込み、双方になりすまして通信を盗聴又は改ざんする攻撃です。
【ポイント】 サイドチャネル攻撃では、暗号方式自体が安全でも実装上の情報漏えいが問題になります。 対策には、処理時間や消費電力を一定にする実装、ランダム化、電磁波の遮蔽などがあります。
出典:令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前II 問18
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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