ネットワークスペシャリスト試験 令和7年度 春期 午前II 問7
IPv4において、IPパケットで送られているデータが、ICMPメッセージであることを識別できるヘッダー情報はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ア
IPv4ヘッダーには、IPパケットのペイロードに格納されている上位プロトコルを示す8ビットのプロトコル番号があります。ICMPに割り当てられたプロトコル番号は1です。受信側はこの値を確認することで、IPヘッダーの後に続くデータをICMPとして処理できます。同様に、TCPは6、UDPは17で識別されます。
イのMACヘッダーのイーサタイプ値は誤りです。イーサタイプ値は、イーサネットフレームのペイロードがIPv4、IPv6、ARPなどのどれであるかを識別する情報です。例えばIPv4は0x0800ですが、そのIPv4パケット内のデータがICMPかどうかまでは識別できません。
ウのTCPヘッダーのコントロールフラグは誤りです。これはSYN、ACK、FINなどによってTCP接続の確立、応答、切断などを制御する情報です。ICMPパケットにはTCPヘッダー自体がありません。
エのUDPヘッダーの宛先ポート番号は誤りです。宛先ポート番号は、UDPのデータを受け取るアプリケーションを識別するための情報です。ICMPはUDPを利用しないので、UDPヘッダーや宛先ポート番号をもちません。
【ポイント】 イーサタイプはデータリンク層から見た上位プロトコル、IPのプロトコル番号はネットワーク層から見た上位プロトコルを表します。 代表値として、ICMP=1、TCP=6、UDP=17を覚えておくと有効です。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前II 問7
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の25問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる