システムアーキテクト試験 令和6年度 春期 午前II 問4
オブジェクト指向におけるデザインパターンに関する記述として、適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】エ
デザインパターンは、ソフトウェア設計で繰り返し現れる典型的な問題について、その状況、構造、役割分担、解決方法などを再利用可能な形で整理したものです。完成済みのプログラム部品そのものではなく、設計上の知識や考え方を共有するためのひな型です。例えば、オブジェクトの生成方法を整理するFactory Methodや、状態変化を複数のオブジェクトへ通知するObserverなどがあります。したがって、典型的な問題と解決策を示すエが正解です。
アの複数のクラスから共通の性質を抽出するという説明は誤りです。これは一般化の説明であり、共通する属性や操作をもつ上位クラスを定義することです。下位クラスから見れば、上位クラスの性質を受け継ぐ継承に関係します。
イの同じ性質をもつオブジェクト群をクラスとして抽象化するという説明は誤りです。これはクラス化又は分類の考え方です。クラスは、同種のオブジェクトに共通する属性や操作を定義した設計上の型です。
ウの内部データを隠蔽して仕様と実装を分離するという説明は誤りです。これはカプセル化又は情報隠蔽の説明です。外部には必要な操作だけを公開し、内部表現への直接的な依存を防ぎます。
【ポイント】 デザインパターンは、設計問題に対する実績のある解決方法を名前付きで整理したものです。 代表的なGoFのパターンは、生成、構造、振る舞いの三つに分類されます。 一般化、クラス化、カプセル化などのオブジェクト指向の基本概念と区別しましょう。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問4
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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