システムアーキテクト試験 令和7年度 春期 午前II 問22
キャッシュサーバを利用した検索処理の平均応答時間は、キャッシュサーバでヒットした場合には0.2秒、ヒットしない場合には2.2秒である。現在の平均検索応答時間は、1.0秒である。3年後のキャッシュサーバのヒット率は、検索量の増加によって現状の半分になると予測されている。3年後の平均検索応答時間は何秒か。ここで、その他のオーバーヘッドは考慮しない。
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【正解】ウ
現在のキャッシュヒット率をpとします。ヒット時の応答時間は0.2秒、ミス時は2.2秒なので、平均応答時間は、それぞれの応答時間を発生確率で重み付けして求めます。
0.2×p+2.2×(1-p)=1.0 0.2p+2.2-2.2p=1.0 2.0p=1.2 p=0.6
したがって、現在のヒット率は60%です。3年後には現状の半分になるので、ヒット率は30%、ミス率は70%です。よって、3年後の平均検索応答時間は次のとおりです。
0.2×0.3+2.2×0.7=0.06+1.54=1.60秒
以上から、正解はウの1.6秒です。
アの1.1秒は誤りです。ヒット率が下がればミス時の2.2秒が占める割合が増えるので、平均応答時間は現在の1.0秒より大きく延びます。ヒット率30%で加重平均を取ると1.6秒になり、1.1秒にはなりません。
イの1.3秒は誤りです。1.3秒になるのはヒット率が45%のときで、3年後のヒット率30%(現状60%の半分)とは合いません。
エの1.9秒は誤りです。ヒット率を15%など、現状の4分の1に相当する値として計算した場合の値です。「現状の半分」は60%の半分である30%を意味します。
【ポイント】 平均応答時間は、「各場合の所要時間×その場合の発生確率」の合計で求めます。 ヒット率とミス率の合計は必ず1となり、ヒット率がpならミス率は1-pです。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問22
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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