テクノロジ系11 / 25問
情報処理安全確保支援士試験 令和5年度 春期 午前II 問11
サイドチャネル攻撃の手法であるタイミング攻撃の対策として、最も適切なものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ア
タイミング攻撃は、暗号処理や認証処理に要した時間を多数観測し、その僅かな違いから秘密鍵などを推測するサイドチャネル攻撃です。秘密情報の値によって条件分岐や繰返し回数が変化すると、処理時間にも差が生じます。そこで、ダミー処理を追加するなどして、入力や秘密情報にかかわらず処理時間が一定になるようにするアが適切です。このような実装は定数時間実装と呼ばれます。
イの故障を検出して秘密情報を破壊する対策は誤りです。これは、電圧やクロックなどに異常を与えて誤動作を起こすフォールト攻撃や、機器への物理的な侵入に対する耐タンパ性を高める対策です。
ウの電力消費量を均一化する対策は誤りです。これは、処理中の消費電力の変化から秘密情報を推測する単純電力解析や差分電力解析への対策です。
エの保護層によって内部データの書換えを防ぐ対策は誤りです。これは、装置を開封したり回路へ直接接触したりする物理的攻撃への対策です。
【ポイント】 サイドチャネル攻撃では、処理結果そのものではなく、処理時間、消費電力、電磁波などの副次的な情報が利用されます。 観測対象と対策を対応付け、タイミング攻撃には処理時間の一定化と覚えておきます。
出典:令和5年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問11
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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