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AWS CLFとは|難易度・勉強時間・合格率を解説【2026年版】

(更新: 2026年7月7日9分で読めます
AWS CLFとは|難易度・勉強時間・合格率を解説【2026年版】

「AWSの入門資格らしいけれど、IT未経験の自分でも本当に受かるのか」——AWS CLF(AWS Certified Cloud Practitioner)の難易度を調べ始めた人が最初に突き当たるのは、この見積もりの不安です。結論から言うと、CLFはAWS認定のFoundational(基礎)レベルのうち、AWSクラウド全般の基礎を扱う入門資格で、未経験でも30〜60時間の学習で合格圏に届きます。

ただし「入門」という言葉には落とし穴があります。出題対象のAWSサービスは100種類以上。手当たり次第に覚えようとすると、時間だけが溶けていきます。合格ライン700点に最短で届くかどうかは、配点の高い分野から攻める計画を最初に立てられるかで決まります。

読み終えるころには、CLF-C02の試験概要・合格率・受験料を正確に押さえたうえで、「平日と休日に何時間ずつ確保すれば、何週間で合格に届くか」を自分の生活に当てはめて逆算できるようになっています。

AWS CLF(クラウドプラクティショナー)とは|試験概要

AWS CLFは、AWSクラウドの全体像を技術・ビジネスの両面から基礎レベルで理解していることを証明する認定資格です。現行バージョンはCLF-C02で、特定の職種に限らず、エンジニア以外の営業・企画・管理部門の方も対象としています。AWS公式は受験対象者を「AWSクラウドの設計・実装・運用の経験が6か月以下の方」と定めており、深い技術力よりも、サービスの概要や用語を広く浅く理解しているかが問われます。

試験形式の概要は次のとおりです。

項目内容
試験名AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
レベルFoundational(基礎)
問題数65問(うち採点対象50問・採点対象外15問)
試験時間90分
出題形式選択式(択一・複数選択)
合格スコア700点(100〜1,000点の換算スコア)
受験料15,000円(税別)※
受験方法テストセンター または オンライン受験
有効期限3年間

※ AWS公式は受験料について「為替レートの更新を反映し、少なくとも年1回(5月)更新する」と案内しています。申し込み前に必ず公式サイトで最新額を確認してください。

出題される4つの分野

CLF-C02の採点対象は、次の4分野で構成されます。配点比率は分野ごとに異なり、「テクノロジーとサービス」「セキュリティ」の2分野で全体の約6割を占めるのが大きな特徴です。

分野配点比率主な内容
クラウドのコンセプト24%AWSの価値提案、クラウドの経済性、設計原則、移行戦略(AWS CAFなど)
セキュリティとコンプライアンス30%責任共有モデル、IAMなどのアクセス管理、セキュリティ関連サービス
クラウドテクノロジーとサービス34%EC2・S3・VPCなど主要サービス、グローバルインフラ、デプロイ手法
請求、料金、サポート12%料金モデル、コスト管理ツール、サポートプラン
AWS CLF(CLF-C02)の4つの出題分野と採点比率を示した円グラフ

一見やさしそうに見えるCLFですが、出題対象となるAWSサービスは100種類以上に広がっており、初学者ほど「範囲が広すぎて、どこから手をつければいいか分からない」とつまずきがちです。やみくもにテキストを読み進めるより、出題比率の高い分野から学習計画を立てることが、最短合格の分かれ目になります。

AWS CLFの難易度|合格率・他資格との比較

CLFはAWS認定の中で最も基礎的なFoundationalレベルに位置し、一般にAWS認定の中で最も取得しやすい資格とされています。AWSは合格率を公式に公表していないため正確な数値は分かりませんが、前提とするIT知識のハードルが低いこと、合格ライン(700点)が満点の約7割であることなどから、対策をすれば十分に合格を狙えるレベルです。

難易度のイメージをつかむために、近い位置づけの資格と比較すると次のとおりです。

資格レベル難易度の目安位置づけ
ITパスポート国家試験・入門★☆☆☆☆IT全般の基礎
AWS CLF(CLF-C02)Foundational★☆☆☆☆〜★★☆☆☆AWSの基礎・入門
AWS SAA(SAA-C03)Associate★★★☆☆AWS設計の実務レベル

CLFの難易度はITパスポートと同程度と語られることが多く、AWS未経験からでも独学で合格を目指せます。ただし用語やサービスの数は決して少なくないため、「簡単」という評判だけを頼りに流し読みで臨むと、見慣れないサービス名の選択肢に足をすくわれます。出題範囲は一通りなぞってから本番に向かいましょう。各資格の全体像から逆算して計画を立てたい場合は、AWS認定資格12種類の難易度と取得順番の比較もあわせて確認すると、CLF取得後の道筋が見えやすくなります。

CLFの次のステップとしては、設計の実務レベルを問うSAAが定番です。難易度は一段上がるため、まずCLFで土台を固めてから進むのが王道です。次の目標を検討している方は、AWS SAAの勉強方法ロードマップが参考になります。

AWS CLFの勉強時間の目安|レベル別

AWS CLFの合格に必要な勉強時間をレベル別に比較した横棒グラフ

勉強時間は前提知識によって大きく変わります。合格者の体験談や各種学習サイトの情報を総合すると、目安は次のとおりです。

レベル勉強時間の目安学習期間の目安
IT未経験30〜60時間約3〜6週間
IT経験者(クラウド以外)15〜30時間約2〜3週間
AWS実務経験者5〜15時間数日〜1週間

AWS公式が受験対象を「AWS経験6か月以下」としていることからも分かるとおり、CLFは長期の学習を前提とした試験ではありません。1日1〜2時間の学習なら、未経験でも1〜1.5か月程度で合格圏に届くケースが一般的です。働きながら学習時間を確保する具体的な方法は、社会人がIT資格の勉強時間を捻出する方法が参考になります。

平日・休日の学習時間から合格週を逆算する早見表

「30〜60時間」と言われても、自分の生活でいつ受かるのかはピンときません。そこで、未経験者の目安(30〜60時間)を週あたりの学習ペースで割り、受験日を逆算できる早見表にしました。自分に近い行を選び、そのまま試験予約の目安にしてください。

学習ペース週あたりの学習時間合格到達の目安(未経験)
平日30分+休日1時間約4.5時間約7〜13週間
平日1時間+休日1時間約7時間約4〜9週間
平日1時間+休日2時間約9時間約3〜7週間
平日2時間+休日2時間約14時間約2〜4週間

IT経験者(15〜30時間)なら、上の表の週数はおおむね半分になります。ポイントは、先に受験日を仮決めしてから逆算すること。期限のない学習は、配点の低い分野の深追いを招きがちです。

AWS CLFの勉強法と学習ステップ

限られた時間で合格するには、インプットを早めに切り上げて問題演習に比重を移すのが定石です。おすすめの学習ステップは次の3段階です。

  1. 全体像のインプット:AWS公式の無料学習「AWS Cloud Practitioner Essentials」や定番の参考書で、主要サービスとクラウドの基本概念をざっと押さえる。
  2. 配点の高い分野から重点学習:比率の大きい「クラウドテクノロジーとサービス(34%)」「セキュリティとコンプライアンス(30%)」を優先する。責任共有モデルやEC2・S3・VPCなどの主要サービスは特に頻出。
  3. 問題演習で定着:模擬問題を繰り返し、間違えた論点を復習する。本番は65問90分(1問あたり約1.4分)なので、解答ペースの感覚も演習で身につける。

CLFのような基礎資格は、テキストを読むだけでは知識が定着しにくく、問題を解いて「分かったつもり」を洗い出す過程が合否を分けます。スキマ時間に演習を回したい場合は、CLF・AIFを無料で問題演習でき、つまずいた論点をAIに解説させられるSkillStackのような学習ツールを使うと、手を動かしながら自分との相性を確かめられます。

よくある質問

AWS CLFは未経験でも合格できますか?

はい。CLFはAWS認定の中で最も基礎的な資格で、前提となる実務経験は必須ではありません。クラウドやIT未経験の方でも、30〜60時間程度の学習で合格を目指せます。用語やサービスの概要を理解することが中心で、コーディングなどの技術スキルは問われません。

AWS CLFの受験料はいくらですか?

2026年7月時点で15,000円(税別・100 USD)です。AWS認定の受験料は為替レートを反映して更新されることがある(公式案内では少なくとも年1回・5月に見直し)ため、申し込み前に公式サイトで最新の金額を確認してください。なお、合格者には次回以降の受験に使える50%割引バウチャーが付与されます。

AWS CLFに有効期限はありますか?

あります。AWS認定の有効期限は3年間です。更新するには、CLFを再受験する、上位のアソシエイト以上の試験に合格する、もしくはCLF向けの「AWS Cloud Quest: Recertify Cloud Practitioner」を完了する、といった方法があります。

AWS CLFとAWS SAAはどちらから取るべきですか?

一般的には、基礎を固められるCLFから取得するのがおすすめです。CLFでAWS全体の用語やサービスを把握してからSAAに進むと、難易度の高いSAAの学習がスムーズになります。ただしIT経験が豊富な方は、CLFを飛ばしてSAAから挑戦するケースもあります。

AWS CLFの合格率はどのくらいですか?

AWSは公式に合格率を公表していません。ただしFoundationalレベルで前提知識のハードルが低いこと、合格ラインが満点の約7割であることから、AWS認定の中では合格しやすい資格と位置づけられています。十分な対策をすれば、過度に恐れる必要はありません。

まとめ

AWS CLF(クラウドプラクティショナー)は、65問90分・合格ライン700点のFoundationalレベル資格で、難易度はITパスポート程度。未経験でも30〜60時間の学習で合格が狙えます。「サービスが多すぎて覚えきれる気がしない」と感じているなら、それは正常な反応です。合格者もすべては覚えていません。配点の大きいテクノロジー(34%)とセキュリティ(30%)に時間を寄せ、早見表で決めた受験日から逆算して演習を回せば、道筋は一本になります。一度解けた問題も日を置くと忘れるものなので、間違えた問題や定着しきっていない問題を間隔をあけて自動で出し直すSkillStackの復習機能で、記憶の穴をふさぎながら仕上げるやり方もあります。今日やることは一つ、試験ガイドを開いて4分野の中身を眺めることです。

参考サイト

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