AWS試験オンライン受験(OnVUE)の注意点【2026】
AWS認定試験は、テストセンターに行かずに自宅などからオンラインで受験できます。この仕組みが「OnVUE(オンビュー)」と呼ばれる、Pearson VUE社のオンライン監督試験です。移動の手間がなく便利な一方、「環境要件を満たせず受験できなかった」「禁止事項に触れて失格になった」というトラブルも少なくありません。本記事では、AWS試験をOnVUEで受ける際の注意点を、事前準備・当日のチェックイン手順・失格になる禁止事項に分けて整理します。当日になって慌てないよう、受験前に一通り確認しておきましょう。
OnVUE(オンライン受験)とは|試験会場受験との違い
OnVUEは、Webカメラとマイクを通じて試験官(プロクター)が遠隔で監督するオンライン試験方式です。AWS試験はテストセンター受験とOnVUE受験のどちらかを選べ、出題内容や合格基準は同じです。違いは「受験環境を自分で用意する必要があるかどうか」にあります。
| 項目 | OnVUE(オンライン) | テストセンター |
|---|---|---|
| 受験場所 | 自宅などの個室 | 指定会場 |
| 環境準備 | 自分で用意(PC・回線・個室) | 会場が用意 |
| 監督 | 遠隔のプロクター | 会場スタッフ |
| メリット | 移動不要・予約枠が多い | 環境トラブルが少ない |
手軽に見えるOnVUEですが、実際は環境チェックや本人確認が厳格で、要件を一つでも満たせないと受験開始できません。当日の通信トラブルや部屋の不備で焦ってしまい、せっかく勉強した実力を出しきれずに終わる人もいます。だからこそ、知識の総仕上げと並行して、受験環境の準備も前日までに済ませておくことが大切です。AWSのどの試験を受けるか迷っている段階の方は、まずAWSアソシエイト3資格の比較で受験する資格を固めておくとよいでしょう。
受験前に確認すべきシステム・環境要件
OnVUEは、PC・通信・受験する部屋のすべてに要件があります。予約後すぐに、Pearson VUEのサイトで「システムテスト」を実行し、自分のPCと回線が要件を満たすか必ず事前確認しておきましょう。
- PC・機器:Webカメラとマイク内蔵(または接続)のPC。モニターは1台のみ(デュアルモニター不可)
- 通信:安定したインターネット回線。可能なら有線接続が安心
- 受験する部屋:自分以外に誰もいない個室。ポスターや書類などの掲示物がない壁が望ましい
- 机の上:PC以外の私物(書類・筆記具・飲食物など)を置かない
- 本人確認書類:氏名が確認できる有効な顔写真付きID
会社支給のPCはセキュリティ設定でOnVUEアプリが起動できないことがあるため、個人PCの利用が無難です。事前のシステムテストに合格していても、当日の回線状況によっては不安定になることがあるので、受験前に他の通信機器の利用を控えておくと安心です。
当日のチェックイン手順と流れ
チェックインは試験開始時刻の30分前から可能です。遅くとも15分前までには手続きを始めましょう。手続きが遅れると受験できなくなる場合があるため、早めの着席が鉄則です。
- 試験予約ページから「チェックイン」を開始し、OnVUE専用アプリを起動する
- 本人確認書類・自分の顔・受験する部屋(前後左右の4方向)を撮影してアップロードする
- 360度のルームスキャン(カメラで部屋全体を映す)で環境を確認する
- システムチェック・ネットワークチェックを通過する(要件を満たさないと次へ進めない)
- OnVUEアプリ以外のすべてのアプリを閉じ、プロクターの開始を待つ
チェックイン後はプロクターとのやり取り(チャット等)があり、開始まで待機します。混雑時は待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕を持って臨みましょう。
失格を避けるための禁止事項
OnVUEは不正防止のためルールが厳格で、違反すると試験中断・失格となり、受験料も返金されません。次の禁止事項は特に注意してください。
- 携帯電話・スマホ:手の届く範囲・見える範囲に置かない(部屋には置けるが手の届かない場所へ)
- デュアルモニター:使用不可。余分なモニターは電源を抜くか部屋から外す
- 同室者:受験中に他人が部屋へ入ると失格の対象
- 離席・トイレ:試験中はWebカメラの範囲から外れない(承認された休憩がない試験もある/トイレでの受験は不可)
- 声出し・私物:問題を声に出して読む、机にメモや書類を置くなどは不正とみなされうる
飲食やイヤホンの使用も原則制限されます。受験前にAWS公式およびPearson VUEの最新の受験ポリシーを必ず確認し、不明点は事前に問い合わせておきましょう。
よくある質問
OnVUEのチェックインは何分前からできますか?
試験開始時刻の30分前からチェックインが可能です。本人確認や環境チェックに時間がかかることがあるため、遅くとも15分前までには手続きを始めるのがおすすめです。開始が大幅に遅れると受験できなくなる場合があります。
スマホを部屋に置いていても大丈夫ですか?
携帯電話は手の届く範囲・見える範囲に置くことが禁止されています。部屋に置くこと自体は可能ですが、着席位置から手が届かない場所に移動させてください。試験中に操作すると失格の対象になります。
デュアルモニターは使えますか?
使用できません。モニターは1台のみが条件で、余分なモニターは電源を抜くか部屋から取り外す必要があります。ルームスキャンで複数モニターが見つかると受験を開始できないことがあります。
通信トラブルで試験が中断したらどうなりますか?
一時的な切断であれば再接続して再開できる場合があります。ただし環境要因による中断はトラブルのもとなので、可能な限り有線接続や安定した回線を用意し、事前のシステムテストに合格しておくことが重要です。
まとめ
AWS試験のOnVUE受験は、移動不要で便利な反面、システム・環境要件と禁止事項が厳格です。事前のシステムテスト、誰もいない個室、シングルモニター、顔写真付きIDを前日までに準備し、当日は30分前からのチェックインに余裕を持って臨むことが成功のカギです。環境トラブルで実力を出しきれないのは何より惜しいので、知識の総仕上げも前日までに終えておきましょう。スキマ時間にAIが弱点を出題するSkillStackのような学習アプリを使えば、直前の総復習も効率よく進められます。まずは自分の受験環境が要件を満たすか、今日のうちに確認しておきましょう。

