応用情報技術者試験 令和6年度 春期 午前 問51
EVM で管理しているプロジェクトがある。図は、プロジェクトの開始から完了予定までの期間の半分が経過した時点での状況である。コスト効率、スケジュール効率がこのままで推移すると仮定した場合の見通しのうち、適切なものはどれか。

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【正解】ア
EVMでは、PVは現時点までに完了する予定だった作業の予算額、EVは実際に完了した作業を予算額で表した値、ACは実際に支出した費用です。図では、現時点においてPV>AC>EVとなっています。
コスト効率はCPI=EV÷ACで求めます。EV<ACなのでCPI<1となり、得られた成果に対して費用を使い過ぎている状態です。この効率が続けば、最終的なコストは計画より多くなります。また、スケジュール効率はSPI=EV÷PVで求めます。EV<PVなのでSPI<1となり、計画より作業が遅れています。この状態が続けば、完了は予定日より遅くなります。したがって、アが正解です。
イの「コストは多くなり、完了は早くなる」は誤りです。コスト増加の見通しは正しいものの、SPI<1なので完了は遅くなります。
ウの「コストは少なくなり、完了は遅くなる」は誤りです。完了遅延の見通しは正しいものの、CPI<1なのでコストは多くなります。
エの「コストは少なくなり、完了は早くなる」は誤りです。コストとスケジュールのどちらも、図が示す見通しと反対です。
【ポイント】 コスト差異CV=EV-AC、スケジュール差異SV=EV-PVも重要です。 CVが負ならコスト超過、SVが負なら進捗遅延と判断します。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問51
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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