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テクノロジ系11 / 80問

応用情報技術者試験 令和7年度 春期 午前 問11

マルチプロセッサによる並列処理で得られる高速化率(単一プロセッサのときと比べた倍率)Eを、次の式によって評価する。r=0.9のアプリケーションの高速化率がr=0.3のものの3倍となるのは、プロセッサが何台のときか。 E=1/(1-r+r/n) ここで、 n:プロセッサの台数(1≦n) r:対象とする処理のうち、並列化が可能な部分の割合(0≦r≦1) とし、並列化に伴うオーバーヘッドは考慮しないものとする。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】エ

並列化可能割合が0.9の場合の高速化率をE(0.9)、0.3の場合をE(0.3)とします。それぞれ式に代入すると、E(0.9)=1/(0.1+0.9/n)、E(0.3)=1/(0.7+0.3/n)です。E(0.9)がE(0.3)の3倍なので、1/(0.1+0.9/n)=3/(0.7+0.3/n)となります。分母は正なので交差に掛けると、0.7+0.3/n=3(0.1+0.9/n)=0.3+2.7/nです。したがって、0.4=2.4/n、0.4n=2.4より、n=6です。実際にn=6を代入すると、E(0.9)=1/0.25=4、E(0.3)=1/0.75=4/3となり、ちょうど3倍です。

アの3台は誤りです。両者の倍率の比は0.8/0.4=2倍です。イの4台も誤りです。比は0.775/0.325=31/13で、約2.38倍です。ウの5台も誤りです。比は0.76/0.28=19/7で、約2.71倍にとどまります。

【ポイント】 この式は、並列化できない部分が高速化の上限を決めるというアムダールの法則を表します。 プロセッサ数を無限に増やしても、高速化率の上限は1/(1-r)であり、台数に比例して速くなるわけではありません。

出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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