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マネジメント系8 / 25問

システム監査技術者試験 令和2年度 秋期 午前II 問8

提案依頼書(RFP)によるベンダ選定手続に関するシステム監査で判明した状況のうち、監査人が、指摘事項として監査報告書に記載すべきものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】イ

RFPによる選定では、候補となるITベンダに同じ条件と情報を与え、比較可能な提案を受けることが重要です。問合せをしたベンダだけに追加資料を渡すと、そのベンダだけが要求内容を詳しく理解でき、提案の精度や価格設定で有利になります。他のベンダには資料の存在すら分からないおそれがあり、公平性と透明性が損なわれ、提案内容を同一条件で評価できません。質問と回答、追加資料は、原則として応募ベンダ全体に同じ時期・同じ内容で共有すべきなので、イは指摘事項です。

アの「あるべき業務モデルを添付する」は誤りです。これは発注者が実現したい将来の業務像を明確にし、ベンダがシステム化の範囲や要件を理解するための資料です。要求の曖昧さを減らす適切な情報提供です。

ウの「提案を希望するベンダを集めて説明会を行う」は誤りです。提案意思のあるベンダを対象に、同じ場でRFPの内容や手続を説明することは、理解をそろえ、公平な提案を促す方法です。特定ベンダだけを優遇する行為ではありません。

エの「予算額の範囲を明示する」は誤りです。予算の上限や範囲は提案の前提条件であり、全ベンダに同じ情報として示せば、実現可能な機能、方式、費用配分を検討しやすくなります。

【ポイント】 ベンダ選定の監査では、公平性、透明性、競争性、評価の客観性を確認します。 質問への回答や仕様変更など、提案条件に影響する情報は全候補者へ一斉に共有するのが原則です。

出典:令和2年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問8
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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