テクノロジ系3 / 25問
データベーススペシャリスト試験 令和2年度 秋期 午前II 問3
関係Rは属性A、B、C、D、Eから成り、関数従属A→{B、C}、{C、D}→Eが成立するとき、Rの候補キーはどれか。
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【正解】ウ
候補キーとは、全属性を決定できるスーパーキーのうち、不要な属性を一つも含まない最小のものです。属性集合の閉包を計算します。まず、{A、D}+を{A、D}から始めます。A→{B、C}によってBとCを加えると{A、B、C、D}になり、CとDがそろうので{C、D}→EによってEを加えられます。したがって、{A、D}+={A、B、C、D、E}であり、全属性を決定できます。さらに、Aを除いた{D}からは属性を増やせず、Dを除いた{A}からはBとCまでしか得られません。よってAとDのどちらも省けず、{A、D}は候補キーです。
アの{A、C}は誤りです。その閉包はA→{B、C}を適用しても{A、B、C}であり、DとEを決定できません。 イの{A、C、D}は誤りです。全属性を決定するスーパーキーですが、その部分集合{A、D}だけで全属性を決定できるので、最小性がありません。 エの{C、D}は誤りです。{C、D}→Eによって閉包は{C、D、E}になりますが、AとBを決定できません。
【ポイント】 ・候補キーの判定では、属性閉包で「全属性を決定できること」を確認します。 ・全属性を決定できても、余分な属性があれば候補キーではなくスーパーキーです。 ・右辺に一度も現れないAとDは、候補キーに必要な属性だと見抜けます。
出典:令和2年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問3
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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