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テクノロジ系15 / 25問

データベーススペシャリスト試験 令和5年度 秋期 午前II 問15

a~cそれぞれの障害に対して、DBMSはロールフォワード又はロールバックを行い回復を図る。適切な回復手法の組合せはどれか。 a デッドロックによるトランザクション障害 b ハードウェアの誤動作によるシステム障害 c データベースの記録媒体が使用不可能となる媒体障害

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】イ

aのデッドロックでは、待ち状態の循環を解消するために、いずれかのトランザクションを処理中止にして、更新前の状態へ戻します。したがってロールバックを行います。bのシステム障害では、記録媒体上のデータベースは利用できますが、主記憶上の情報が失われることがあります。このため、コミット済みで未反映の更新にはロールフォワードを、未コミットのまま反映された更新にはロールバックを行います。cの媒体障害では、使用できなくなった媒体を交換し、バックアップを復元した後、その取得後の更新ログを適用して障害直前の状態へ進めるので、ロールフォワードを行います。以上から、組合せはイです。

アは、cをロールバックとしているので誤りです。ロールバックは、利用可能なデータベースに対して未完了トランザクションの更新を取り消す処理です。媒体自体が使用不能な場合は、バックアップとログによるロールフォワードが必要です。

ウは、aをロールフォワードとしているので誤りです。デッドロックの被害トランザクションは、処理を進めるのではなくロールバックしてロックを解放します。また、媒体障害の基本的な回復手法はロールフォワードです。

エは、a、b、cのいずれも不適切です。デッドロックにはロールバック、システム障害にはトランザクションの状態に応じたロールフォワード又はロールバック、媒体障害にはロールフォワードを用います。

【ポイント】 ロールバックは、未完了の更新を取り消して、トランザクション開始前などの状態へ戻す処理です。 ロールフォワードは、バックアップなどに更新ログを適用し、障害直前の状態へ進める処理です。 トランザクション障害、システム障害、媒体障害のどれに当たるかを最初に判定することが重要です。

出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問15
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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