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テクノロジ系6 / 25問

データベーススペシャリスト試験 令和5年度 秋期 午前II 問6

関係モデルにおいて、情報無損失分解ができ、かつ、関数従属性保存が成り立つ変換が必ず存在するものはどれか。ここで、情報無損失分解とは自然結合によって元の関係が復元できる分解をいう。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ア

第3正規形への変換には、情報無損失分解と関数従属性保存をともに満たす分解が必ず存在します。第2正規形の関係に残っている推移的関数従属、例えば「主キー→部署コード→部署名」を分離し、各関数従属性をいずれかの表に残すように構成します。さらに候補キーを含む表を確保すれば、自然結合で元の関係を復元でき、関数従属性も表を結合せずに検査できます。

イの第3正規形からボイス・コッド正規形への変換は誤りです。ボイス・コッド正規形では、自明でない関数従属の決定項を全てスーパーキーにします。情報無損失分解は可能ですが、元の関数従属性を各表だけで検査できない場合があり、関数従属性保存は保証されません。

ウの非正規形から第1正規形への変換は誤りです。第1正規形は、繰返し項目を排除して各属性値を一つの値にする段階です。繰返し構造の解釈や分割方法は一意ではなく、二つの性質を常に保証する分解として定理化されているものではありません。

エのボイス・コッド正規形から第4正規形への変換は誤りです。第4正規形は、スーパーキーでない決定項による非自明な多値従属を排除するものです。分解を情報無損失にできても、全ての関数従属性の保存まで常に保証されるわけではありません。

【ポイント】 ・第3正規形は、情報無損失分解と関数従属性保存を両立できます。 ・ボイス・コッド正規形以上では、従属性保存が失われる場合がある点が頻出です。

出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前II 問6
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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