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テクノロジ系15 / 25問

エンベデッドシステムスペシャリスト試験 令和3年度 秋期 午前II 問15

TCP/IPネットワークにおけるICMPの機能として、適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ア

IPヘッダにはTTLという値があり、パケットがルータを一つ通過するたびに1ずつ減らされます。TTLが0になると、ルータはルーティングループによってパケットがネットワーク内を回り続けることを防ぐため、そのパケットを破棄します。このとき送信元へ返すのが、ICMPの時間超過メッセージです。したがって、IPパケットが通過できるルータ数の上限に達したことを通知するというアが適切です。なお、経路上のTTLを1、2、3と順に増やして各ルータからの時間超過通知を得る仕組みは、tracerouteでも利用されます。

イの説明は誤りです。UDPチェックサムの検査で異常が見つかったデータグラムは受信側で破棄され、チェックサムエラーをICMPで送信元へ通知する仕組みではありません。ICMPの到達不能メッセージには、例えば宛先UDPポートが存在しない場合のポート到達不能がありますが、これはチェックサムエラーとは別です。ウの説明は誤りです。FCSはイーサネットのデータリンク層でフレーム誤りを検出するための値であり、誤りのあるフレームは通常破棄されます。ICMPが再送を要求するものではありません。エの説明は誤りです。シーケンス番号、確認応答、タイムアウトなどを用いた欠落検出と再送はTCP自身の機能であり、ICMPの機能ではありません。

【ポイント】 ICMPはIP層の制御・誤り通知を補助し、代表例に宛先到達不能、時間超過、エコー要求・応答があります。 再送を保証するプロトコルではないため、TCPの信頼性制御やイーサネットのFCSと層を分けて整理します。

出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前II 問15
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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