高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前I 問8
8ビットD/A変換器を使って負でない電圧を発生させる。使用するD/A変換器は、最下位の1ビットの変化で出力が10ミリV変化する。データに0を与えたときの出力は0ミリVである。データに16進数で82を与えたときの出力は何ミリVか。
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【正解】ウ
16進数の82を、まず十進数へ変換します。16進数の各桁には16の累乗の重みがあるので、82₁₆=8×16+2=130です。これは、最下位ビット1個分の変化を130段階分与えることを表します。1段階当たりの出力変化は10ミリVであり、データが0のときの出力も0ミリVなので、オフセットを加える必要はありません。したがって、出力電圧は130×10=1,300ミリVとなります。
アの820ミリVは誤りです。これは、16進数の「82」を十進数の82として扱い、82×10と計算した値です。16進数から十進数への変換が必要です。
イの1,024ミリVは誤りです。1,024は2の10乗に相当する値ですが、この変換器は8ビットなのでコードは0~255の256段階です。ビット数から直接、出力電圧を1,024ミリVとすることはできません。
エの1,312ミリVも誤りです。82₁₆では、上位桁の重みが8×16=128、下位桁の重みが2なので、コード値は130です。1段階10ミリVを掛けた正しい値は1,300ミリVであり、1,312ミリVにはなりません。
【ポイント】 D/A変換では、「入力コードの十進数値×1LSB当たりの電圧」にゼロ入力時の出力を加えます。 8ビットの入力範囲は0~255であり、この変換器の最大出力は255×10=2,550ミリVです。 16進数は桁ごとの重みを使って十進数に直してから計算します。
出典:令和2年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問8
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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