高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和4年度 秋期 午前I 問24
投資効果を正味現在価値法で評価するとき、最も投資効果が大きい(又は最も損失が小さい)シナリオはどれか。ここで、期間は3年間、割引率は5%とし、各シナリオのキャッシュフローは表のとおりとする。

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【正解】イ
正味現在価値法では、将来の回収額を割引率で現在価値に換算し、その合計から初期投資額を差し引きます。単位を万円とすると、正味現在価値は「各年の回収額の現在価値の合計-220」です。割引率は5%なので、1年目、2年目、3年目の回収額をそれぞれ1.05、1.05の2乗、1.05の3乗で割ります。
Aは、40÷1.05+80÷1.05の2乗+120÷1.05の3乗-220=38.10+72.56+103.66-220=約-5.68万円です。
Bは、120÷1.05+80÷1.05の2乗+40÷1.05の3乗-220=114.29+72.56+34.55-220=約1.40万円です。正味現在価値が最大なので、イが正解です。
Cは、80÷1.05+80÷1.05の2乗+80÷1.05の3乗-220=76.19+72.56+69.11-220=約-2.14万円です。したがって、ウは誤りです。
アのAは約-5.68万円であり、Bを下回るので誤りです。エの投資をしない場合は、投資額も回収額も0なので正味現在価値は0万円です。Bの約1.40万円より小さいため誤りです。
【ポイント】 同じ金額なら、将来受け取るより早く受け取る方が現在価値は大きくなります。 正味現在価値が正なら投資によって価値が増え、複数案では正味現在価値が最大の案を選びます。
出典:令和4年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問24
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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