高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和5年度 春期 午前I 問10
1個のTCPパケットをイーサネットに送出したとき、イーサネットフレームに含まれる宛先情報の、送出順序はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ウ
TCPのデータは、内側からTCPセグメント、IPパケット、イーサネットフレームの順にカプセル化されます。送出時には最も外側のイーサネットヘッダから読み出されるため、最初に現れる宛先情報はデータリンク層の宛先MACアドレスです。その後、イーサネットフレームのデータ部分に格納されたIPヘッダの宛先IPアドレスが現れ、さらにIPパケット内のTCPヘッダにある宛先ポート番号が現れます。したがって、送出順序は「宛先MACアドレス、宛先IPアドレス、宛先ポート番号」となり、ウが正解です。
アは、宛先IPアドレスを宛先MACアドレスより先にしているので誤りです。IPヘッダはイーサネットヘッダの内側に格納されるため、宛先MACアドレスが先です。
イは、宛先MACアドレスを最後にしているので誤りです。これはネットワーク層、トランスポート層、データリンク層という逆向きの並びであり、実際のフレームの送出順序とは一致しません。
エは、宛先MACアドレスが最初である点は正しいですが、宛先ポート番号を宛先IPアドレスより先にしているので誤りです。TCPヘッダはIPヘッダの内側にあるため、ポート番号はIPアドレスより後です。
【ポイント】 宛先MACアドレスはデータリンク層、宛先IPアドレスはネットワーク層、宛先ポート番号はトランスポート層の情報です。 送出順序は、カプセル化されたデータの外側のヘッダから内側のヘッダへ追うと判断できます。
出典:令和5年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問10
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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