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テクノロジ系1 / 30問

高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和6年度 春期 午前I 問1

ATM(現金自動預払機)が1台ずつ設置してある二つの支店を統合し、統合後の支店にはATMを1台設置する。統合後のATMの平均待ち時間を求める式はどれか。ここで、待ち時間はM/M/1の待ち行列モデルに従い、平均待ち時間にはサービス時間を含まず、ATMを1台に統合しても十分に処理できるものとする。 〔条件〕 (1) 統合後の平均サービス時間:Tₛ (2) 統合前のATMの利用率:両支店ともρ (3) 統合後の利用者数:統合前の両支店の利用者数の合計

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】エ

M/M/1モデルで、サービス時間を含まない平均待ち時間Wqは、利用率をρ′、平均サービス時間をTₛとすると、Wq=ρ′/(1-ρ′)×Tₛで求めます。統合前は両支店の利用率がそれぞれρですが、統合によって利用者の到着率は両支店の合計、すなわち2倍になります。一方、統合後もATMは1台なので、その利用率はρ′=2ρです。これを基本式に代入すると、Wq=2ρ/(1-2ρ)×Tₛとなり、エが正解です。なお、十分に処理できるという条件から、2ρ<1であることが前提です。

アのρ/(1-ρ)×Tₛは誤りです。これは利用率がρのままの場合の式であり、利用者が2支店分に増えることを反映していません。

イのρ/(1-2ρ)×Tₛは誤りです。分母には統合後の利用率2ρを用いていますが、分子をρのままにしており、M/M/1の基本式への代入が不整合です。

ウの2ρ/(1-ρ)×Tₛは誤りです。分子では利用率を2ρに更新していますが、分母も1-2ρにする必要があります。

【ポイント】 M/M/1の平均待ち時間は、サービス時間を含まない場合、ρ/(1-ρ)×平均サービス時間です。 到着率が増えると利用率も増え、利用率が1に近づくほど待ち時間は急激に長くなります。

出典:令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問1
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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