テクノロジ系13 / 30問
高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和6年度 春期 午前I 問13
公開鍵暗号方式を使った暗号通信をn人が相互に行う場合、全部で何個の異なる鍵が必要になるか。ここで、一組の公開鍵と秘密鍵は2個と数える。
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【正解】イ
公開鍵暗号方式では、利用者一人につき公開鍵と秘密鍵の一組を用意します。公開鍵は他者に公開し、秘密鍵は本人だけが厳重に管理します。n人が相互に暗号通信する場合でも、通信相手ごとに新しい鍵を作る必要はありません。各人が自分の鍵ペアを一組ずつもてばよいので、公開鍵がn個、秘密鍵がn個となります。問題では一組を2個と数えるため、必要な鍵の総数はn+n=2n個となり、イが正解です。
アのn+1個は誤りです。全員に共通の鍵が一つあり、各人に別の鍵が一つあるような数え方ですが、公開鍵暗号方式では各人がそれぞれ公開鍵と秘密鍵をもちます。
ウのn(n-1)/2個は誤りです。これはn人から二人の組合せを選ぶ数であり、通信する二人ごとに異なる共通鍵を用意する共通鍵暗号方式で相互通信する場合の鍵数に相当します。
エのnの2乗個は誤りです。送信者と受信者の組合せごとに専用の鍵を用意する必要はありません。送信者は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は自分の秘密鍵で復号できます。
【ポイント】 公開鍵暗号方式では、利用者数に比例して鍵ペアが増えるため、鍵の総数は2n個です。 共通鍵暗号方式で全員が一対一の異なる鍵を共有する場合は、組合せの数であるn(n-1)/2個が必要です。
出典:令和6年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問13
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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