SkillStack
テクノロジ系7 / 25問

ネットワークスペシャリスト試験 令和5年度 春期 午前II 問7

IPネットワークのルーティングプロトコルの一つであるBGP-4の説明として、適切なものはどれか。ここで、自律システムとは、単一のルーティングポリシーによって管理されるネットワークを示す。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】イ

BGP-4は、インターネットを構成する自律システム、すなわちAS同士で経路情報を交換するためのEGPです。AS番号の並びであるAS_PATHなどの属性を用い、単純な距離の短さだけでなく、組織の運用方針であるルーティングポリシーに従って経路を選択できます。最初に経路表を交換した後は、経路が追加、変更又は削除されたときに更新情報を送る差分更新を行います。したがって、イが適切です。

アの説明は誤りです。これはRIP、特にサブネットマスクを通知できないRIPv1の説明です。RIPは通過するルータ数をホップ数として経路を選び、最大15ホップという制約もあるため、大規模ネットワークには向きません。

ウの説明は誤りです。これはEIGRPのような、距離ベクトル型を発展させてリンクステート型の長所も取り入れたIGPの説明です。BGP-4はAS内ではなく、主にAS間で使用されます。

エの説明は誤りです。これはOSPFの説明です。OSPFはAS内で用いるリンクステート型のIGPであり、ネットワークをエリアに分割し、コストの計算に帯域幅を反映できます。

【ポイント】 BGPはAS間で使用するパスベクトル型、RIP、OSPF及びEIGRPは主にAS内で使用するプロトコルです。 BGPではAS_PATHによって経由ASを確認でき、同じAS番号の再出現を検出することでループを防止します。通信にはTCPの179番ポートを使用します。

出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前II 問7
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の25問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める