プロジェクトマネージャ試験 令和5年度 秋期 午前II 問12
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロセス"リスクの特定"及びプロセス"リスクの評価"は、どのプロセス群に属するか。
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【正解】イ
JIS Q 21500:2018では、プロジェクトのプロセスを、立上げ、計画、実行、管理、終結というプロセス群に整理しています。「リスクの特定」は、プロジェクトに影響を及ぼす可能性のある事象を洗い出すプロセスです。「リスクの評価」は、特定したリスクの発生確率や影響度を分析し、対応の優先順位を決めるプロセスです。いずれも、どのようなリスクがあり、どう備えるかを検討して対応の計画につなげる活動なので、計画プロセス群に属します。なお、プロセス群は時系列の段階を表すものではなく、これらのプロセスはプロジェクトの進行中にも繰り返し実施されます。したがって、イが正解です。
アの管理は誤りです。管理プロセス群では、実績を計画と比較し、差異を把握して必要な是正処置を行います。リスクについては、状況を継続的に監視し、変化や新たなリスクに対処する「リスクの管理」が該当します。
ウの実行は誤りです。実行プロセス群は、計画した作業を遂行して成果物を作成する段階です。リスク分野では、機会を高めて脅威を軽減するための選択肢を作成し、対策を決定する「リスクへの対応」が実行のプロセス群に属します。
エの終結は誤りです。終結プロセス群は、成果物の引渡しや契約の完了、教訓の整理などを行い、プロジェクト又はフェーズを正式に終了させる活動です。
【ポイント】 「特定」と「評価」は、将来に備えるための計画活動です。 対策を決める「リスクへの対応」は実行、リスクの状態の監視と統制を行う「リスクの管理」は管理のプロセス群です。 プロセス群は実施の時期ではなく、その活動の目的で分類されていると押さえます。
出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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