マネジメント系11 / 25問
プロジェクトマネージャ試験 令和5年度 秋期 午前II 問11
リスクマネジメントに使用するEMV(期待金額価値)の算出に用いる式はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ア
EMVはExpected Monetary Valueの略で、日本語では期待金額価値と呼びます。将来起こるかどうか確定していないリスクについて、発生した場合の金額的影響を、発生確率で重み付けした値です。したがって、「リスク事象発生時の影響金額×リスク事象の発生確率」で算出するアが正解です。例えば、発生すると500万円の損失が生じるリスクの発生確率が20%であれば、EMVは500万円×0.20=100万円です。複数のリスクがある場合は、それぞれのEMVを合計し、必要な予備費などの検討に利用します。
イの、影響金額を発生確率で割る式は誤りです。確率が低いほど値が大きくなってしまい、期待値を求める計算にはなりません。
ウの、影響金額と対応コストを掛ける式は誤りです。リスク対応コストは、回避策や軽減策を実施するための費用であり、EMVの算出要素ではありません。
エの、影響金額を対応コストで割る式は誤りです。この比率は対応策の費用対効果を比較する参考にはなり得ますが、期待金額価値を表すものではありません。
【ポイント】 EMVは「影響金額×発生確率」と覚えます。 損失を負の値、利益となる機会を正の値として扱えば、デシジョンツリーによる選択肢の比較にも利用できます。 対応コストはEMVとは別に評価し、対応策を採用するかどうかを判断します。
出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問11
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の25問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる