ストラテジ系15 / 25問
システムアーキテクト試験 令和5年度 春期 午前II 問15
システム開発における発注者と受注者であるベンダーとの契約方法のうち、実費償還契約はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】エ
実費償還契約は、業務の遂行に実際に要した費用を発注者が償還し、それに加えてベンダーの役務や技術に対する報酬を支払う契約です。作業範囲や必要工数を契約時点で正確に見積もることが難しい研究開発的な案件などに適しています。実際に発生した適正な費用が支払対象となるため、コスト増加のリスクは主として発注者側が負います。したがって、費用の全額と報酬をベンダーに支払うエが正解です。
アは誤りです。これは、契約時に合意した金額で業務を完成させる定額契約、特に完全定額契約の説明です。実際の費用が見積額を上回っても原則として契約価格は変わらず、コスト超過のリスクはベンダー側が負います。
イは誤りです。これは、物価や特定資材の価格変動など、あらかじめ定めた条件に基づいて契約金額を調整する経済価格調整付き定額契約の説明です。
ウは誤りです。これは、目標コストとの差額に応じて利益を調整する定額インセンティブフィー契約の説明です。コストを抑える動機付けをベンダーに与える契約であり、発生費用の全てを無条件に償還する契約ではありません。
【ポイント】 定額契約ではコストリスクを主にベンダーが負い、実費償還契約では主に発注者が負います。 実費償還契約では、支出の妥当性を確認するための費用管理や監査が重要です。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問15
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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