SkillStack
テクノロジ系2 / 25問

システムアーキテクト試験 令和6年度 春期 午前II 問2

組込みシステムでDBMSを用いるときには、通信のオーバーヘッド、通信負荷の発生を防ぐこと、必要なメモリ容量をリソース制限内に抑えることなどを目的として、インプロセスデータベースを用いることがある。このインプロセスデータベースの説明として、適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

正解と解説を見る

【正解】イ

インプロセスデータベースは、データベースエンジンを独立したサーバプロセスとして動作させず、ライブラリとしてアプリケーションに組み込み、同一プロセスのメモリ空間で実行する方式です。アプリケーションとDBMSの間でソケット通信などを行う必要がないため、通信処理のオーバーヘッドや負荷を小さくできます。また、構成を小規模にしやすいので、メモリや処理能力に制約がある組込みシステムに適しています。したがって、イが正解です。

アのソケットを介して通信する方式は誤りです。これは、DBMSを別プロセスや別装置で稼働させ、アプリケーションがクライアントとして接続するクライアントサーバ方式の説明です。

ウのテーブル全体をメモリ上に配置する方式は誤りです。これは、主なデータを主記憶上に保持して高速化するインメモリデータベースの説明です。インプロセスかどうかは実行形態の区分であり、データをメモリと外部記憶装置のどちらに置くかとは別の観点です。

エのテーブルごとにファイルを設け、ファイル入出力APIで操作する方式は誤りです。これはファイルによるデータ管理の説明であり、データベースエンジンをライブラリとしてアプリケーションにリンクするという特徴を示していません。

【ポイント】 インプロセスは、DBMSをどのプロセスで実行するかを表す用語です。 インメモリは、データを主にどの記憶領域へ配置するかを表す用語です。 両者は分類の観点が異なるため、一つのDBMSが両方の性質をもつ場合もあります。

出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 午前II 問2
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

この回の25問を、アプリで通しで解く

  • 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
  • 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
  • 解説で分からない点はAIに質問できる
SkillStackで無料で始める