応用情報技術者試験 令和4年度 春期 午前 問64
IT 投資効果の評価方法において、キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ウ
PBPはPay Back Periodの略で、日本語では回収期間法と呼ばれます。初期投資によって生じたキャッシュアウトを、その後のキャッシュインの累計によって何年で回収できるかを求める指標です。回収期間が短い投資ほど、資金を早く取り戻せると評価します。例えば、初期投資が1,000万円で、1年目に300万円、2年目に400万円、3年目に400万円を回収できる場合、累計額は300万円、700万円、1,100万円と変化します。2年終了時点の未回収額は300万円なので、3年目の400万円が均等に得られるとすれば、2+300÷400=2.75年で回収できます。このように回収までの年数を見るため、ウが正解です。
アのIRRは誤りです。IRRは内部収益率であり、将来のキャッシュフローの現在価値と初期投資額が等しくなり、NPVがゼロになる割引率を求める指標です。
イのNPVは誤りです。NPVは正味現在価値であり、将来得られるキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、そこから初期投資額を差し引いて投資価値を評価します。
エのROIは誤りです。ROIは投資利益率であり、投資額に対してどれだけの利益を得たかを、一般に「利益÷投資額×100」で評価する指標です。
【ポイント】 PBPは資金回収の速さが分かりやすい一方、回収後の利益や貨幣の時間価値を十分に考慮しません。 時間価値を含めて評価する場合は、NPVやIRRを用います。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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