応用情報技術者試験 令和5年度 春期 午前 問61
情報化投資計画において、投資効果の評価指標である ROI を説明したものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ア
ROIはReturn on Investmentの略で、日本語では「投資利益率」といいます。投資によって得られた利益が、投資額に対してどの程度であったかを示す指標です。「ROI=投資による利益額÷投資額」で求め、通常は百分率で表します。例えば、1,000万円を投資し、売上増加やコスト削減によって200万円の利益が生じた場合、ROIは200万円÷1,000万円×100=20%です。したがって、利益額を投資額で割るアが正解です。
イの他社との比較は誤りです。これは、自社と他社の投資規模などを比較するベンチマーキングの説明です。投資から得た利益と投資額の関係を測っていないので、ROIではありません。
ウの現在価値に換算した現金流入から現金流出を差し引く方法は誤りです。これはNPV、すなわち正味現在価値の説明です。将来のキャッシュフローを割引率によって現在価値に直して評価します。
エの投資を行わなかった場合の競争力の評価は誤りです。これは、投資を見送ることによる機会損失や競争上のリスクを検討する考え方であり、利益額を投資額で割るROIとは異なります。
【ポイント】 ROIは、異なる規模の投資案について収益性を比較する際に利用されます。 ROIが高いほど投資効率は良いと判断できますが、利益が発生する時期や投資期間は直接考慮しません。 時間価値を含めて評価する場合は、NPVやIRRなどの指標も併用します。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の80問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる