テクノロジ系2 / 80問
応用情報技術者試験 令和7年度 秋期 午前 問2
コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは、伝票データをためる待ち行列をもち、M/M/1の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間がT秒以上となるのは、システムの利用率が少なくとも何%以上となったときか。ここで、伝票データをためる待ち行列の特徴は次のとおりである。
・伝票データは、ポアソン分布に従って到着する。 ・伝票データをためる数に制限はない。 ・1件の伝票データの処理時間は、平均T秒の指数分布に従う。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】イ
M/M/1の待ち行列モデルにおいて、平均待ち時間Wは次の式で求められます:
W = ρ / (μ × (1 - ρ))
ここで、ρはシステムの利用率、μはサービス率(1/平均サービス時間)です。
平均サービス時間がT秒なので、μ = 1/T です。
平均待ち時間W ≧ T となる条件を求めます:
ρ / (μ × (1 - ρ)) ≧ T ρ / ((1/T) × (1 - ρ)) ≧ T ρT / (1 - ρ) ≧ T ρ / (1 - ρ) ≧ 1 ρ ≧ 1 - ρ 2ρ ≧ 1 ρ ≧ 0.5
したがって、利用率が50%以上のとき、平均待ち時間がT秒以上になります。
アの33%、ウの67%、エの80%は計算結果と一致しません。
【ポイント】 M/M/1待ち行列モデルの公式は応用情報でよく出題されます。平均待ち時間 = ρ × 平均サービス時間 / (1 - ρ) という関係を覚えておきましょう。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問2
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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