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マネジメント系9 / 25問

システム監査技術者試験 令和6年度 秋期 午前II 問9

金融庁"財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)"に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢を押すと答え合わせができます。

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【正解】ウ

金融商品取引法による内部統制報告制度は、財務報告の信頼性を確保することを目的とする制度です。そのため、ITの統制についても、会計上の取引が正当に承認され、漏れなく正確に記録及び処理されることなど、財務報告の信頼性に関係する範囲で整備及び運用が求められます。業務効率、一般的な情報セキュリティなど、財務報告の信頼性以外の目的を達成するためのIT統制まで、この制度が直接要求するものではありません。したがって、ウが適切です。

アのITに係る全般統制の不備が直ちに開示すべき重要な不備になるという記述は誤りです。全般統制の不備は、通常、財務報告の重要事項に虚偽記載を生じさせるリスクへ直接つながるものではありません。関連する業務処理統制への影響などを検討して判断します。

イのいかなる場合も意見を表明する必要がないという記述は誤りです。不適切な事項の影響が重要ではあるものの、内部統制報告書全体を虚偽の表示とするほど広範ではない場合、監査人は除外事項を付した限定付適正意見を表明します。

エの重要性が僅少な事業拠点も必ず評価範囲に含めるという記述は誤りです。財務報告への金額的及び質的影響を考慮し、重要性が僅少な事業拠点を評価対象としないことが認められています。

【ポイント】 ITに係る全般統制は、業務処理統制が有効に機能する環境を支える統制です。 不備の重要性や評価範囲は、一律ではなく、財務報告への金額的及び質的影響から判断します。

出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 午前II 問9
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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