高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前I 問11
TCP、UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が、一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ウ
NAPTは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換するとともに、TCP又はUDPのポート番号も変換する仕組みです。端末ごとの通信をポート番号によって区別するので、LAN内の複数端末が一つのグローバルIPアドレスを共有できます。例えば、端末Aと端末Bからの通信に異なる変換後ポート番号を割り当て、インターネットから戻ってきた応答を正しい端末へ振り分けます。このため、ウが正解です。
アのIPスプーフィングは誤りです。これは、送信元IPアドレスを偽装し、別の端末から送られた通信であるかのように見せる攻撃手法です。
イのIPマルチキャストは誤りです。これは、一つの送信元から特定のグループに属する複数の受信者へ、同じデータを効率よく配信する方式です。
エのNTPは誤りです。これは、ネットワークに接続されたコンピュータや機器の時刻を同期させるためのプロトコルです。
【ポイント】 NAPTは、IPアドレスだけを変換するNATに、ポート番号の変換を加えたものです。 一つのグローバルIPアドレスを多数の端末で共有でき、IPv4アドレスの節約に役立ちます。 家庭用ルータで一般に「NAT」と呼ばれる機能も、実際にはNAPTであることが多いです。
出典:令和2年度 秋期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問11
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の30問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる