高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和4年度 春期 午前I 問24
IT投資効果の評価方法において、キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
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【正解】ウ
PBPはPay Back Periodの略で、回収期間法と呼ばれます。最初に支出した投資額を、その後に得られるキャッシュフローの累計によって何年で回収できるかを示す指標です。例えば、初期投資が1,000万円で、1年目に300万円、2年目に400万円、3年目に350万円を回収できるとします。2年目までの累計は、300+400=700万円で、未回収額は1,000-700=300万円です。3年目のキャッシュフローが年間を通じて均等なら、回収期間は2+300÷350≒2.86年となります。したがって、ウが正解です。
アのIRRは内部収益率です。将来のキャッシュフローを現在価値に換算したとき、NPVが0になる割引率を求め、投資の収益性を評価します。
イのNPVは正味現在価値です。将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、そこから初期投資額を差し引いて評価します。
エのROIは投資利益率です。一般に、投資によって得た利益を投資額で割って、投資に対する利益の割合を評価します。
【ポイント】 PBPは「何年で元を取れるか」、ROIは「投資額に対して何割の利益か」を表します。 IRRとNPVは貨幣の時間価値を考慮しますが、単純なPBPは通常、時間価値を考慮しません。 回収が早いほど資金回収上のリスクは小さいと判断できます。
出典:令和4年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問24
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
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