ストラテジ系23 / 30問
高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 令和5年度 春期 午前I 問23
情報化投資計画において、投資効果の評価指標であるROIを説明したものはどれか。
選択肢を押すと答え合わせができます。
正解と解説を見る
【正解】ア
ROIはReturn on Investmentの略で、日本語では投資利益率と呼ばれます。投資によって得られた利益が、投資額に対してどの程度であったかを示す指標です。基本的な計算式は「ROI=投資によって創出された利益額÷投資額×100」です。例えば、情報化投資が1,000万円で、売上増加やコスト削減による利益が200万円なら、「200万円÷1,000万円×100=20%」となります。したがって、アが適切です。
イの他社との比較は誤りです。これは、同業他社などの指標と自社の投資水準を比較するベンチマーキングの説明です。ROIそのものは、自社の投資額とそこから得られた利益の関係を計算します。
ウの「現金流入の現在価値-現金流出の現在価値」は誤りです。これはNPV、すなわち正味現在価値の説明です。NPVでは、将来の現金を割引率によって現在価値に換算します。
エの、プロジェクトを実施しない場合の競争力は誤りです。これは投資を行わないことによって失う機会や競争上の不利益を検討する考え方に関係しますが、ROIの計算ではありません。
【ポイント】 ROIは投資額に対して利益をどれだけ得たかを割合で示し、一般に高いほど投資効率がよいと判断します。 ROIは比率、NPVは現在価値に換算した収支の差額である点を区別してください。
出典:令和5年度 春期 高度情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 午前I 問23
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。
この回の30問を、アプリで通しで解く
- 本番と同じ問題数・制限時間で通し演習(模試モード)
- 間違えた問題は自動で「復習すべき問題」に回る
- 解説で分からない点はAIに質問できる