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マネジメント系9 / 25問

プロジェクトマネージャ試験 令和2年度 秋期 午前II 問9

COCOMO には、システム開発の工数を見積もる式の一つとして次式がある。 開発工数=3.0×(開発規模)^1.12 この式を基に、開発規模と開発生産性(開発規模/開発工数)の関係を表したグラフはどれか。ここで、開発工数の単位は人月、開発規模の単位はキロ行とする。

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【正解】エ

開発規模をSとすると、開発生産性は「開発規模÷開発工数」なので、式に代入すると、S÷(3.0×Sの1.12乗)=1÷(3.0×Sの0.12乗)=(1/3)×Sの-0.12乗となります。指数が負なので、Sが大きくなるほど生産性は低下します。また、その低下は初めの方が大きく、規模が大きくなるにつれて緩やかになります。例えば、S=1では約0.333、S=10では約0.253、S=100では約0.192です。この「右下がりで、次第に傾きが緩やかになる」形に該当するのはエです。

アの右上がりで次第に緩やかになるグラフは誤りです。これは、規模の増加に伴って生産性が上昇する関係を示しますが、求めた式では生産性は低下します。 イの右上がりで増加が加速するグラフは誤りです。これも生産性が上昇する関係であり、指数が-0.12であることと反対です。 ウの右下がりで低下が次第に急になるグラフは誤りです。生産性が下がる向きは合っていますが、求めた式では規模が増すほど低下の度合いは小さくなります。

【ポイント】 生産性を問われたら、まず「規模÷工数」の式を実際に作ります。 工数が規模のb乗に比例するとき、生産性は規模の(1-b)乗に比例します。 bが1より大きければ規模拡大で生産性は低下し、1なら一定、1未満なら上昇します。

出典:令和2年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問9
※ 解説は SkillStack 編集部が作成したものです。Web 表示のため、図表の配置や表記を一部改めています。

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